六本木クリエイターの映画裏話、六本木裏情報「その男、映画オタクにつき」

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ヒート アル・パチーノ VS ロバート・デニーロ



げ、3時間の映画だったのか!
終わるの4時ジャン。

平日の夜中につい見始めた「ヒート
で、キリがいいところでいったんやめようかと思ったけど面白い!

アルパチーノ扮する刑事と
ロバートデニーロ扮する犯罪集団の頭脳戦が
緊張感と迫力のある映像で描かれていく。

男気あふるる二人と男気あふるるマイケル・マン監督が撮れば面白いのは当たり前だ。
最近だとトム・クルーズが初めて悪役に挑んだ「コラテラル」もハード・ボイルドだ。

昼間のロスアンゼルスの風景が多い。
昼間って明るくて全て見えてしまうから映像にすると結構間が持たず安く見える。
夜は、ライティングに成功すれば、見せるべき部分を作りこむだけでいい。
だから、ハードボイルドは夜に尽きる。

スティーブン・ソダバーグ監督の「トラフィック」みたいに昼間でも黄色にしたり、青くすると、クオリティが高く見えるが、男気あふるるマイケルマンはそんなこたあしない。
昼間でも緊張感あふるる迫力のある映像を作り出している。
なぜだろう。
その手法をなんとかパクリたい。

きれいな風景じゃなく、ハードボイルドな昼間だ。
昼間の銃撃戦も見えてしまうからこそ、群衆がいないとたまらなく安い。
さすがに、そこはお金をかけていた。
すごい迫力だ。


男が泣く。そんな映画だ。



テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 02:08:20|
  2. 映画★★★★
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スクールオブロック ジャックブラック主演




目をつぶってほしい。
そして、自分の「夢」が実現した瞬間を想像してみてほしい。

もし、あなたがスポーツマンならば、表彰台のてっぺんで歓声に身をゆだねる瞬間かもしれない。
あるいは、熱心なサラリーマンならば、昇進の辞令を上司から受け取る瞬間かもしれない。

あなたは、自分の「夢」を実現した瞬間を鮮明に想像できただろうか?

スクール・オブ・ロック」の中年太りヒーロー・ジャックブラック扮するデューイ・フィンは、30歳を過ぎて、いまだ、ロックスターを夢みている。

しかし、(「Rock is Dead」という言葉があるのか私は知らないのだが)今の世の中では、デューイが目
つぶり想像している「夢」は実現しない。

小さなライブハウスでかっこよく熱烈にギターをかき鳴らすデューイの姿に観客やバンドの仲間たちあきれている。デューイは、自らの演奏に酔いしれ、ついに観客席にダイブする。そして・・・地面に激突する・・・。誰もデューイを認めてくれないのだ。そしてついに、バンドから追い出されてしまう。
 
そんな「完全なる拒絶」から、ドラマは始まっていく。

一方で金策のため、デューイは友人になりすまし教師の職を騙し取る。ただ家賃を稼ぐためだけに教師になったロックバカは、ろくでもない教師だ。しかし、唯一できるロックを生徒たちに教え込み、行き場を失ったロックへの情熱のはけ口にする。そして、素人ロックフェスティバルへの参加を企てる。ニセ教師は、学校という厳格な場所に、ロックという破壊を持ち込むため、あらゆる手段を駆使し、ウソがウソを生み、主意の教師たちをだまし続ける抱腹絶倒のコメディが展開される。

当たり前だが、デューイの浅はかな企みはついに明るみに出て、再び、デューイは追放されてしまう。しかし、生徒たちとデューイの間には既にバンドのメンバーの絆が生まれつつあった。生徒たちの才能と純粋さに触れ、自分しか認めなかったデューイも、生徒たちを最高の仲間と認めるようになっていくのだ。

そして、クライマックスのロックフェスティバルは開催され、デューイの「夢」は実現される。
「最高の仲間と一緒に納得できる最高のステージを作った」デューイは、あの悪夢の日と同じように観客席にダイブし、そして、たくさんの観客の手にしっかりと受け止められるのだ!
絆のないロックバンドには感動など生み出せないことをまさに表現しきった感動のシーンだ。

このセリフのない光景こそが感動を生んでいるのだ。
もちろん、感動的なセリフもあったかもしれない。
しかし、少し太っちょなJBがダイブし、観客がしっかりと受け止められ、満面の笑みを浮かべるこのシーンこそが映画である。

(主人公にとって)特別な意味をもつアクションを映像化し、観客の目に感動を注ぎ込む。
これこそが小説にはできない映画の力なのだ。


感動的なセリフを考えるより、感動的なアクションを作る構成が映画などの視覚的エンターテイメントには重要だ。

スクール・オブ・ロック」は、まさに映画である。

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 01:32:04|
  2. 映画★★★★
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プラダを着た悪魔 アン・ハサウェイ主演



交際していた大富豪が相当の脱税をしていたと報道があったアン・ハサウェイ主演の「プラダを着た悪魔
プライベートジェットでヨーロッパやアメリカを行ったりきたりしていたそうです。

まったく話は違いますが、大富豪と交際している女優といえば、最近報道されたのがチャン・ツィイー。
イスラエル人の大実業家で名前がビビ・ネボって。江戸時代なら、隣の横丁のみよちゃんが殿様に見初められて大奥に入るみたいな感覚。まあ、チャン・ツィイーもアン・ハサウェイも隣にすらいないのですが。

さておき、プラダを着た悪魔。設定が痛快で良くできている。
メリル・ストリープ演じるファッション誌の敏腕女編集長は、いわゆるバリキャリで仕事命。アシスタントで採用されたアン・ハサウェイはファッションなんてどうでもいい編集者になりたいと足がかりを求め、職につく。もちろんメリル・ストリープには徹底的にバカにされつつ無理難題を与えられ続け泣きながらもファッション世界へとけこんでいくというサクセスストーリー。
本当に悪魔のようなボスを演じるメリル・ストリープはやはりすごい女優だなと感動します。
アン・ハサウェイのバタくさい顔も見慣れるとかわいいし、何より文系ダサ女からオシャレなレディへの成長が出勤風景でつぎつぎと衣装チェンジしながら描かれる構成は良くできている。テーマ曲の「Suddenly I See」はアップテンポで場面にもマッチしている名曲だ。これ聴きながら出勤すると世界が明るくなる。


ちょっと昔の映画だが、マイケル・J・フォックスの「摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に」を思い出す。これも田舎出身で学のない青年が大企業のレター係からどんどん成功していくサクセスストーリー。これもまた痛快なのでオススメ。★★★★

仕事をこれから始める人も、仕事に疲れた人も、悪魔にいびられながら奮闘するアン・ハサウェイをみて元気をもらおう。

テーマ:プラダを着た悪魔 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 00:16:34|
  2. 映画★★★★
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ヴィレッジ Mナイトシャマラン監督(ハプニング関連)



Mナイトシャマランといえば、「シックスセンス」ですが、そこをあえてこう言ってみませんか?
ヴィレッジ

「大オチのどんでん返し」という十字架を背負ったMナイトシャマランは、そこばかりを評価されている気がするが、実は世界観を作るのもウマイ。と思わせてくれた映画。

赤頭巾ちゃんをモチーフにしているような少し昔のヨーロッパのどこかの村。
その村には昔から伝わるしきたりがあり、「決して村からは出てはいけない」
村の外には恐ろしい怪物が住んでいて縄張りを荒らすとさらわれてしまう。
そんな恐ろしい村の生活も村の中に居さえすれば、それなりに牧歌的につつましく楽しい幸せな人生をおくっている。
しかし、どうしても村の外に出なければならない事件が起こり・・・。

良くできた世界観の上に緊張と緩和で練りこまれたストーリー展開が乗って飽きない。
大オチのどんでん返しも楽しみの一つだが、それだけではないのがMナイトシャマランと思わせてくれる映画です。

08年07月25日公開予定の最新作「ハプニング」も楽しみ!

<予告編>





テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/14(月) 23:41:51|
  2. 映画★★★★
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インランドエンパイア デビッドリンチ監督



マルホランド・ドライブから5年、鬼才
デビッドリンチの最新長編映画。

ブルーベルベットでは、高校生だったローラダーンがアラウンド40の女優役として帰ってきた。

5つの世界が交錯するインランドエンパイアは、とにかく難解な映画で100回観ても理解できない気がする。
しかし、そこはデビッドリンチの映像世界。ただただ、眺めているだけで異世界に没頭させてくれる。

ところで、裕木 奈江が突然出てくるシーンがあってびっくりする。
昔とまったくかわらず美人である。いったいいくつなんだ。

本作でデビッドリンチに始めてはまる人もいるかと思うが、おすすめはやっぱり、ツイン・ピークス。海外ドラマにはまった最初の作品だ。このツインピークスのローラパーマーの母親がまたインランドエンパイアにも出演していてこれがまたあいも変わらず怖い顔でノスタルジィな気分に浸れる。

デビッドリンチの魔の手に転がされる快感。味わって欲しい。



テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/12(土) 23:43:24|
  2. 映画★★★★
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