六本木クリエイターの映画裏話、六本木裏情報「その男、映画オタクにつき」

最新の映画、音楽、マンガの裏情報、裏話、レビュー。六本木グルメ。デビッドリンチLOVE。この映画を観ずに死ねるか!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

アンダーグラウンド



「許そう、でも忘れない」
長年、裏切り続けられた友人に笑顔で語りかける。

映画監督として、名を馳せた後も
深夜のバーでからまれた酔客との決闘に応じる漢(おとこ)、
それが、本作品の監督エミール・クストリッツァだ。

カンヌ国際映画祭のパルムドール 「パパは、出張中!」 「アンダーグラウンド
ベルリン国際映画祭の銀熊賞 「アリゾナ・ドリーム
ヴェネチア国際映画祭の監督賞 「黒猫・白猫
三大国際映画祭のすべてで最高賞を受賞している生きる名監督の一人。

監督は旧ユーゴスラヴィアという不遇な近代史を持つ国で生まれ育った。
本作品はその旧ユーゴスラヴィアの50年にもわたる大河ドラマである。

主人公は、マルコとクロ、二人の男である。
政治犯として、巨大な地下室に一族と隠れるクロ。
マルコは、クロを匿いながら、彼らに武器を密造させる。
そして、戦争を利用して武器商人としてのし上がっていく。

二回目の大戦が終わり、一時の平穏が訪れるが、
マルコはそのことをクロに告げない。
戦争はまだ続いているとウソをつき、一族を地下室に閉じ込めたまま、
武器の密造を続けさせ、私腹をこやしつづける


また、クロの愛人であったナタリアという女性を匿うと偽り、自分の妻として奪い取る。
そして、外界では、クロは名誉の戦死を遂げた英雄として偶像化し、
自分もその仲間の一人として、政界でのし上がる。

地下で暮らすクロたちは、環境にもなれ、
当たり前のように武器を作り続け、結婚もし、子供を生む。
生きつづける。

マルコはこのまま人生を謳歌し続けるためにクロをだまし続けるのか?!


この極端な二つの男の人生を通して、
エミール・クストリッツァは、人間の欲望と希望を描いている。
これだけ重たいテーマだが、描写はどこかコミカルで泥臭く人間味にあふれている。

ラスト直前のシーンの映像は鮮烈であり、
ラストシーンは、すべての悲惨な物語を一変させてしまう。
これだけ非道い物語の最後で爽快感を覚えるに違いない。

この映画を観ずに死ねるか!


スポンサーサイト

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/02(水) 22:10:55|
  2. 映画★★★★★
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ラ・ジュテ | ホーム | サイダーハウスルール>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://movie929.blog116.fc2.com/tb.php/3-e4736bb0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ミュージック万太郎

Author:ミュージック万太郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

FC2アフィリエイト

アフィリエイト・SEO対策

リンク

FC2カウンター

TSUTAYA DISCUS

Change your rental life!!

あわせて読みたいブログパーツ

とにかくラクだ。

Amazon

NO MOVIE NO LIFE

感動なくして生きれない

広告

気が向いたらどうぞ

  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。