六本木クリエイターの映画裏話、六本木裏情報「その男、映画オタクにつき」

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25時 エドワート・ノートン主演 スパイクリー監督



エドワート・ノートン主演の「25時」やっぱりいい映画でした。オススメです。
プロデューサーが、スパイダーマンのトビー・マグワイヤというのは如何なものかと思いますが。
サイダーハウス・ルールは大好きですが・・・。

少し物語を書きすぎているのでぜひ観てから読んでいただけると。
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冒頭のシーン、
主人公のエドワート・ノートンは、死にかけている犬を見つける。
「苦しむくらいなら殺した方がいい」とエドワートノートンは銃を手にする。
犬は、苦しみながらも生きるために必死に主人公を威嚇する。
エドワート・ノートンは、その犬を拾い、飼いはじめる。

本作は、
25時間後に刑務所に収監される元麻薬ディーラーの主人公が 肉親や友人、恋人、組織の人間たちとの関係を清算していく物語。

監督は、アメリカの黒人の生活を描写させたら右に出るものがあまりいないスパイク・リー。もちろん黒人。 代表作は「マルコムX」など
非常に鋭い切り口でドラマを展開していくことが特徴です。

今回は、人種系の問題を描くというよりも
グラウンド・ゼロが劇中に登場するように
あの事件をきっかけに、
ニューヨーク、そして、アメリカの人間たちが持つ
明らかになってしまった感情を描くことに主眼を置いている気がした。

常日頃、それぞれが利己的に誰かを食い物にして生きている。
世界規模でアメリカがそうしているように
そこにすむ人たちも規模が小さい範囲で誰かを食い物にすることで贅沢をしている。

みんなそのことは気がつかないように言わないことにしていた。
少しばかりの罪悪感を持ち、みんなもやっていることだからと
どこか自分を慰め、同時にやるせない気持ちを抱えている。
それが、あの事件以降、隠し切れなくなっているのではないか、
と渡米経験一回の私が類推してみる。

途中、
エドワート・ノートン扮する主人公が激しく吐露する。
ニューヨークに住むあらゆる人たちを一人ずつ丁寧に憎んでいく。
身近な具体的な友人や恋人、親父まで憎んでいく。
そして、最後には、自分までも憎んでしまう。

「世界中にFUCKYOU!」だ。

これほど劇的なシチュエーションに置かれていないけど、
ボクを含め、今の人たちが少なからず持つ気分を見事に描き出している。
まず、他人を憎み、いつか、自分すらも憎む対象になることがある。

911は避けられなかったのか?
そもそも911を引き起こしてしまったのはなぜなのか?

語ることがつらく、
そして、語っても仕方がないことと避けてしまいがちなこと。
解決できない問題だとあきらめてしまいがちなこと。

自分のこともそうだ。
本当は語るべきなのではないか。
自分の不安や憤りに気がついてあげられるのは
本当は、自分しかいない。

不安や恐怖は確認しないといつまでも不安や恐怖のままで、
前に進めない。

そして、
我々の持つ漠然とした不安や恐怖をつきつめてみると、
エドワート・ノートンが持つ「七年間刑務所に入れられる」こと
ほどの絶望感はない事が多い。

その絶望の中で、
エドワート・ノートンは、生きることに絶望しない。
冒頭で拾った死に掛けの犬のように・・・。

生きるために必要なことなんてそんなに多くない。
犬は、電柱とドッグフードと信頼できる飼い主がいればハッピーだ。

いつから、人間は、生きるために今ほど多くのものを必要だと
思うようになってしまったのだろうか。

カッコウなんか気にしない。
がむしゃらに生きることに恥かしさなんて感じてどうする?

人間だって、
犬のように「生きる」ことに疑問を抱かず生きられるはずだ。

そう思って元気になった。
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テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 02:32:59|
  2. 映画★★★★★
  3. | トラックバック:1
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ヒート アル・パチーノ VS ロバート・デニーロ



げ、3時間の映画だったのか!
終わるの4時ジャン。

平日の夜中につい見始めた「ヒート
で、キリがいいところでいったんやめようかと思ったけど面白い!

アルパチーノ扮する刑事と
ロバートデニーロ扮する犯罪集団の頭脳戦が
緊張感と迫力のある映像で描かれていく。

男気あふるる二人と男気あふるるマイケル・マン監督が撮れば面白いのは当たり前だ。
最近だとトム・クルーズが初めて悪役に挑んだ「コラテラル」もハード・ボイルドだ。

昼間のロスアンゼルスの風景が多い。
昼間って明るくて全て見えてしまうから映像にすると結構間が持たず安く見える。
夜は、ライティングに成功すれば、見せるべき部分を作りこむだけでいい。
だから、ハードボイルドは夜に尽きる。

スティーブン・ソダバーグ監督の「トラフィック」みたいに昼間でも黄色にしたり、青くすると、クオリティが高く見えるが、男気あふるるマイケルマンはそんなこたあしない。
昼間でも緊張感あふるる迫力のある映像を作り出している。
なぜだろう。
その手法をなんとかパクリたい。

きれいな風景じゃなく、ハードボイルドな昼間だ。
昼間の銃撃戦も見えてしまうからこそ、群衆がいないとたまらなく安い。
さすがに、そこはお金をかけていた。
すごい迫力だ。


男が泣く。そんな映画だ。



テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 02:08:20|
  2. 映画★★★★
  3. | トラックバック:0
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スクールオブロック ジャックブラック主演




目をつぶってほしい。
そして、自分の「夢」が実現した瞬間を想像してみてほしい。

もし、あなたがスポーツマンならば、表彰台のてっぺんで歓声に身をゆだねる瞬間かもしれない。
あるいは、熱心なサラリーマンならば、昇進の辞令を上司から受け取る瞬間かもしれない。

あなたは、自分の「夢」を実現した瞬間を鮮明に想像できただろうか?

スクール・オブ・ロック」の中年太りヒーロー・ジャックブラック扮するデューイ・フィンは、30歳を過ぎて、いまだ、ロックスターを夢みている。

しかし、(「Rock is Dead」という言葉があるのか私は知らないのだが)今の世の中では、デューイが目
つぶり想像している「夢」は実現しない。

小さなライブハウスでかっこよく熱烈にギターをかき鳴らすデューイの姿に観客やバンドの仲間たちあきれている。デューイは、自らの演奏に酔いしれ、ついに観客席にダイブする。そして・・・地面に激突する・・・。誰もデューイを認めてくれないのだ。そしてついに、バンドから追い出されてしまう。
 
そんな「完全なる拒絶」から、ドラマは始まっていく。

一方で金策のため、デューイは友人になりすまし教師の職を騙し取る。ただ家賃を稼ぐためだけに教師になったロックバカは、ろくでもない教師だ。しかし、唯一できるロックを生徒たちに教え込み、行き場を失ったロックへの情熱のはけ口にする。そして、素人ロックフェスティバルへの参加を企てる。ニセ教師は、学校という厳格な場所に、ロックという破壊を持ち込むため、あらゆる手段を駆使し、ウソがウソを生み、主意の教師たちをだまし続ける抱腹絶倒のコメディが展開される。

当たり前だが、デューイの浅はかな企みはついに明るみに出て、再び、デューイは追放されてしまう。しかし、生徒たちとデューイの間には既にバンドのメンバーの絆が生まれつつあった。生徒たちの才能と純粋さに触れ、自分しか認めなかったデューイも、生徒たちを最高の仲間と認めるようになっていくのだ。

そして、クライマックスのロックフェスティバルは開催され、デューイの「夢」は実現される。
「最高の仲間と一緒に納得できる最高のステージを作った」デューイは、あの悪夢の日と同じように観客席にダイブし、そして、たくさんの観客の手にしっかりと受け止められるのだ!
絆のないロックバンドには感動など生み出せないことをまさに表現しきった感動のシーンだ。

このセリフのない光景こそが感動を生んでいるのだ。
もちろん、感動的なセリフもあったかもしれない。
しかし、少し太っちょなJBがダイブし、観客がしっかりと受け止められ、満面の笑みを浮かべるこのシーンこそが映画である。

(主人公にとって)特別な意味をもつアクションを映像化し、観客の目に感動を注ぎ込む。
これこそが小説にはできない映画の力なのだ。


感動的なセリフを考えるより、感動的なアクションを作る構成が映画などの視覚的エンターテイメントには重要だ。

スクール・オブ・ロック」は、まさに映画である。

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 01:32:04|
  2. 映画★★★★
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ツインピークス デビッドリンチ特集



1990年にその海外ドラマは鬼才デビッド・リンチの手によりこの世に生を受けた。
ツイン・ピークス

カナダとの国境に程近い、林業が主な産業である田舎町ツイン・ピークスにビニール袋に包まれた世界一美しい屍体が流れつく。

マイクロレコーダーだけをともにFBI捜査官クーパー(カイル・マクラクラン)街に訪れる。
殺人事件などまったく無縁に思われた街に殺人鬼が潜む恐怖におびえながらツインピークスの多彩な人間たちの物語が描かれる。

24やプリズン・ブレイクなどの現代的なジェットコースターの緊張感も当然面白いが、街に潜む悪におびえながらなぞを暴いていく、内臓にじわじわ来る恐怖感・緊張感はドラマを見ていないときでさえ、どこか体に残っている感覚が味わえる。デビッドリンチの作品すべてに通じる何かがそこに潜んでいる感覚の表現は一度味わうと病みつきになってしまう。その入門編として、このツインピークスは最適です。「マルホランド・ドライブ」「インランド・エンパイア」などの近年の作品はもはや芸術の域に達していて難解だが、このツインピークスはテレビドラマということもあり非常にわかりやすい展開である。デビッドリンチの才能が手に取るようにわかる。ドラマを描くことなど当たり前で、それを再構築して行間を生み出すことでさらに映画を進化させているため「マルホランド・ドライブ」などはわかりにくくなっているだけなんだと理解できる。

ま、長々書いたけど、このドラマのすごさは簡単にわかる。
20年近くたった今でも最果ての極東でオフィシャルサイトが運営されているところだ。
ツイン・ピークスオフィシャルサイト


個人的な妄想だが、ジョジョの奇妙な冒険の第四部杜王町編は、ツインピークスがモチーフなのではないかと思う。もちろん、ジョジョの中でも特に好きなシリーズです。

テーマ:海外ドラマ - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 00:58:17|
  2. 映画★★★★★
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プラダを着た悪魔 アン・ハサウェイ主演



交際していた大富豪が相当の脱税をしていたと報道があったアン・ハサウェイ主演の「プラダを着た悪魔
プライベートジェットでヨーロッパやアメリカを行ったりきたりしていたそうです。

まったく話は違いますが、大富豪と交際している女優といえば、最近報道されたのがチャン・ツィイー。
イスラエル人の大実業家で名前がビビ・ネボって。江戸時代なら、隣の横丁のみよちゃんが殿様に見初められて大奥に入るみたいな感覚。まあ、チャン・ツィイーもアン・ハサウェイも隣にすらいないのですが。

さておき、プラダを着た悪魔。設定が痛快で良くできている。
メリル・ストリープ演じるファッション誌の敏腕女編集長は、いわゆるバリキャリで仕事命。アシスタントで採用されたアン・ハサウェイはファッションなんてどうでもいい編集者になりたいと足がかりを求め、職につく。もちろんメリル・ストリープには徹底的にバカにされつつ無理難題を与えられ続け泣きながらもファッション世界へとけこんでいくというサクセスストーリー。
本当に悪魔のようなボスを演じるメリル・ストリープはやはりすごい女優だなと感動します。
アン・ハサウェイのバタくさい顔も見慣れるとかわいいし、何より文系ダサ女からオシャレなレディへの成長が出勤風景でつぎつぎと衣装チェンジしながら描かれる構成は良くできている。テーマ曲の「Suddenly I See」はアップテンポで場面にもマッチしている名曲だ。これ聴きながら出勤すると世界が明るくなる。


ちょっと昔の映画だが、マイケル・J・フォックスの「摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に」を思い出す。これも田舎出身で学のない青年が大企業のレター係からどんどん成功していくサクセスストーリー。これもまた痛快なのでオススメ。★★★★

仕事をこれから始める人も、仕事に疲れた人も、悪魔にいびられながら奮闘するアン・ハサウェイをみて元気をもらおう。

テーマ:プラダを着た悪魔 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 00:16:34|
  2. 映画★★★★
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