六本木クリエイターの映画裏話、六本木裏情報「その男、映画オタクにつき」

最新の映画、音楽、マンガの裏情報、裏話、レビュー。六本木グルメ。デビッドリンチLOVE。この映画を観ずに死ねるか!

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ヒゲチェン







ヒゲチェンで遊んだ。
写真が3Dっぽくうごくのがなんとも気持ち悪い。
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  1. 2008/07/31(木) 01:36:07|
  2. 未分類
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バキ外伝疵面 花山薫



私の理想の漢(おとこ)は、花山薫

K1、プライドなどの格闘技ブームが始まる前から、週刊チャンピオンに連載され、現在もまだ続いている格闘技漫画「グラップラー刃牙」の重要キャラクターである。

北斗の拳のラオウも捨てがたいが、今のところ断然、花山薫である。

グラップラー刃牙は、空手やボクシング、総合格闘技、柔道などのあらゆる格闘技で鍛え抜かれた猛者たちが激しい戦いを繰り広げる。
だが、この花山薫は、ただのヤクザの親分。だが勿論バカみたいに強い。

ただ、格闘家たちが必死に鍛錬して強いのだが、花山薫は天然の才能だけを頼りに技術もなくその武に無防備に立ち向かっていく。

「強くなるために努力すること自体が女々しい」
そんなポリシーを感じさせる。自分そのものであらゆる強敵に対抗していくのだ。

格闘技に限らず、現代のサラリーマンたちは、とかく、不安なのか、成長したいのか、「○○術」などの自己啓発本を買い漁る。結局、一冊を読んでは、実践することなく、まるで自分が成長したかのような錯覚に満足感を覚え、また別の「○○術」を読む。ああ悲しい、浮き足立ってるネズミみたいだ。男たるものどっしり構えて己の人生を歩み、徐々に成長していけばいいのだ。

現代の男たち、花山薫の背中を見よ!

まあ、なんか閉塞感のある世の中だから気持ちはわからなくはない。
  1. 2008/07/26(土) 02:47:36|
  2. 漫画
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サウスバウンド 北川景子出演 森田芳光監督



森田芳光監督が北川景子を今後も積極的に使う!と宣言した映画「サウスバウンド
といっても北川景子はすごくメインで出演しているかというとそうでもなく、同じく絶賛された松山ケンイチもそうでもない。今のうちに宣言しちゃったほうが、わかる監督っぽいから言っとけということだろうか。

原作は奥田 英朗の同名の小説「サウスバウンド
バリバリの学生運動家だった豊川悦司と天海結希とその3人の子供の家族が、閉塞感のある現代でいきていく物語。間宮兄弟とはまた違う価値観での現代へのアプローチ手法である。ようするに現代という価値観を別の価値観を持つ人々を通して、現代の滑稽さを描こうということである。だが、学生運動家は何も成しえていないという意味で逆に無力感を感じてしまうのだが・・・。あの時代の運動家は運動することが趣味だったような気がする。今は、それよりもたくさんの暇つぶしができてそっちのほうがよいのか悪いのか。社会のことを考えてるといいつつ、ロックをやるのと同じくらい、女にもてたくて、運動をしていたのではないか。それでそのままの価値観が根強く残っているからいっぱしのことを言うが、それも結局思考停止しているだけなのではないか。イデオロギーというものにそもそも勝ちなんてあるのだろうか?と思ってしまう。
間宮兄弟の方は、人が望む幸せが大きすぎやしないかというところに共感できるが、こちらは、社会悪があるのだということにどうしてもなってしまう。社会って善も悪もどっちもあるし、場所によっては同じものでも真逆になってしまうこともある。物事を停滞しないために判断が必要なだけで、誰かの価値観が正しいだの間違っているだのってどっちでもないってのが本当。そこまで自分が大事にしている価値観を人に押し付けようという運動家の心理がわからない。生き死にかかってるときは勿論別。

長々と書きましたが読んだ人すごい!


さておき、
北川景子さんはなんか冴えないOL役ですが、
それでもなおかわいいのです。
北川景子サウスバウンド
このつるっとした感じ。

沖縄の風景なんかも見所の映画ですね。

テーマ:北川景子 - ジャンル:アイドル・芸能

  1. 2008/07/24(木) 21:59:30|
  2. 映画★★★
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爆笑レッドカーペット 北川景子

北川景子1

北川景子2

北川景子3

北川景子なんせイイ

爆笑レッドカーペットも最近飽きてきた。。。
あらびき団のあらびき加減が増してきた。差別化か。いいと思う。



テーマ:北川景子 - ジャンル:アイドル・芸能

  1. 2008/07/24(木) 02:16:23|
  2. 未分類
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間宮兄弟 北川景子 沢尻エリカ共演



月9のヒロイン?にとうとう抜擢されたみんな大好き北川景子さんが出演している「間宮兄弟
沢尻エリカと同じスターダストプロモーションという事務所だからバーターでぴったりだったから出演したのではないかと思います。役柄は沢尻エリカの妹役。
今となっては、沢尻エリカよりも売れかけています。数年後に変なデジタルクリエイターにつかまらなければよいなと陰ながら見守っています。

さて、森田芳光監督の「間宮兄弟」
原作は、「冷静と情熱のあいだに」の江國香織
30を越えているいい歳した仲のよい人のよい兄弟の日常を描いた牧歌的な作品。
癒されます。

この愛すべき兄弟、ドランクドラゴン塚地無我の憎めない感じや佐々木蔵之介の生真面目なサラリーマンと触れ合うことで、不器用な女教師の常盤貴子や悩み多き女性沢尻エリカたちは、とかく悲観的に思いがちな現実にたくさんの幸せがちりばめられているということに気づいていきます。

決して、兄弟は変わらないんですが、周囲が変わっていく物語の完成度が高い。
また、意外なところでは、中島みゆきが出演していたり、配役の妙も楽しめます。

北川景子さんは、実はそれほどたくさんの出演シーンがあるわけではないですが、印象深いシーンが多く、この頃から存在感があったのだなあと思います。実際、この頃は僕は知りませんでしたが。

北川景子さんが好きな人もそうでない人もとりあえず、癒しの映画として楽しんでみてはいかがでしょう。そして、現実世界のよかった探し?を間宮兄弟のように実践してみませんか?


テーマ:今日の一本 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/23(水) 23:40:42|
  2. 映画★★★★
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[Music]Primal Scream Beautiful Future



たまには音楽の話も

ベースをやりはじめて、音楽嗜好がずいぶん変わった。将来はJazzやりたいなんていってたけど、結局ノれる、踊れるROCKが一番やってて楽しい。そんなダンス、ロック、どっちもいけるのがこのPrimal Scream
Give Out But Don't Give Up」に収録されているRocksは、4ツ打ちでかなり乗れる。ベースラインがかなりカッコイイ。憂鬱な出勤のテーマソングの定番の一曲にしている。

で、そんなダンスロックバンドPrimal Screamの最新作が「Beautiful Future」
期待を裏切らない傑作。楽曲のバリエーションもたくさんあって、朝だったり、昼だったり、夜だったり、ドライブだったり、部屋だったり、いろんなシーンで使い分けられる楽曲にあふれている。この夏オススメのアルバム。

今年のフジロックに2日目のヘッドライナーとして来日するが、さらにがんが再発した忌野清志郎に変わって、3日目のライブも決定している。複雑な気持ちだが、世の中が望んでいるんだろうな。

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

  1. 2008/07/22(火) 00:10:03|
  2. Music
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ライアー ティムロス主演



10年も前に渋谷で観た単館映画。
この頃はまだ単館映画ってことばがなかったような気がする。久しぶりに観たくなってツタヤディスカスでリクエスト。ティムロスは最も好きな俳優の一人です。特にタランティーノの作品の彼はいい役が多くて、パルプ・フィクションの冒頭のダメカップル強盗やレザボア・ドッグスの潜入捜査官役やも好きだが、「フォー・ルームス」のベルボーイ役が本当にティムロスの最高はまり役。4話構成のコメディだが、最後の話は本当に秀逸。タランティーノやブルースウィルスも出ているから観てない人にはぜひ見てほしい。
で、今作「ライアー」これもまたティムロス以外にこの役は考えられないという変態な被疑者役。娼婦のバラバラ殺人事件の唯一の重要参考人として嘘発見器にかけられ、二人の捜査官と対決するが、その捜査官たちにもたくさんの嘘があって。


ユージュアル・サスペクツが好きな人には、オススメです。

テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/21(月) 21:58:02|
  2. 映画★★★★
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魔法にかけられて ディズニー作品



何を隠そう「リロ&スティッチ」を一人で公開初日に行くくらいのディズニー映画好きな私。

TSUTAYADISCUSでタイミングよく三連休に「魔法にかけられて
借りることができて早速鑑賞。

毎週日曜日の楽しみショウビズカウントダウンで予告を見てから期待しておりました。
ディズニー映画らしい細部まで良く練りこまれた映画です。ディズニークオリティ。王道のストーリー、音楽、コメディ、そして、セルアニメとCGを的確に使われた実写。フィクションとはかくありたいものです。
大好きなシーンは、ディズニー映画によくある擬人化された動物たちとの共同作業「おそうじ」を実写でやってしまったシーン。しかも、物語の舞台は、ディズニーのおとぎ話と最も対極にある現代のNY。動物もセントラルパークのハトと都会のドブネズミ、ハエ、そしてなんと茶色い例のヤツ。ああおそろしい。これらコワイ動物たちとアパートメントの掃除をするジゼル姫。天真爛漫にもほどがあります。

物語の中心は、おとぎ話と現実の二面世界の価値観のぶつかりあいであり、子供向けのテーマというよりは、大人向け。子供と一緒に観に来た大人も満足できる映画だと思います。


うすうすは感じていましたが、ラストの結末は、結局よかったのだろうかと思ってしまいます。好みの問題かもしれませんが・・・。夏休みにもってこいのこのDVDのリリースタイミングも含めて、さすがディズニー映画と感服しました。

テーマ:魔法にかけられて - ジャンル:映画

  1. 2008/07/21(月) 18:37:43|
  2. 映画★★★★
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雲の向こう、約束の場所 新海誠監督



何から書けばいいのかこの映画・・・。
とりあえず、WOWOWで観たから意志的に金銭を払わずに観たのでよかった。

PCが発展したおかげで、たった一人でそこそこのクオリティのフルデジタル映画ができるということで話題になった短編アニメ映画「ほしのこえ」の新海誠の初長編アニメ映画「雲のむこう、約束の場所

「ほしのこえ」のころは一人で脚本から作画、監督までひとりでやることで、細部までその人の思い通りの表現ができるという期待感があったが、「雲のむこう、約束の場所」を観てそれが幻想だと気がついた。優れた映画は優れた人たちが集まって作られるのだなと当たり前のこと。クレジットには一人の脚本家の名前しか出ない映画でも優れた脚本は複数の人が関わってできている。
たとえば、パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たちのジェリーブラッカイマーのプロデュース作品、「ザ・ロック」では、脚本にクエンティンタランティーノが関わっている。クレジットには名前はない。

あるいは、「踊る大捜査線」の脚本家君塚良一にあったことがあるが、当たり前のように脚本家チームを作っている。

話がずれましたが、もう言わずもがなですが、「雲のむこう、約束の場所」のストーリーは・・・。
描写的に優れた部分もあるのかもしれないですが、筋の通っていない物語は、骨のないタコ人間のような気持ち悪い映画になっています。

それに気がついてなのかは知りませんが、
新海誠監督の最新作「秒速5センチメートル」は連作短編アニメーションとなっている。

規模を拡大しないのであれば、正しい選択だと思います。まだ観てませんが、おそらくこちらのほうが新海誠監督の持ち味をよりいかせるのではないでしょうか。




テーマ:アニメ - ジャンル:映画

  1. 2008/07/21(月) 18:06:46|
  2. 映画★
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マルホランド・ドライブ デビッド・リンチ監督



デビッドリンチの前作「マルホランド・ドライブ

ハリウッド業界のダークサイドを描ききった作品。
リンチ独特の世界観が展開され、現在、過去、夢、第三者の世界が並走する。
ストーリー展開を追おうと集中してみていると、行き先のわからないドライブのような気分になる。
それほど難解な物語だが、そこは、デビッドリンチ、まさにドライブ気分で次から次へと刺激的なシーンが映し出される。

夏の夜中にぼんやり眺めていたい映画であった。


ちなみにハリウッドのマルホランドドライブに行く機会があって、ここがそうかと感動したのはもう4、5年前になる。ロサンゼルスのカラッとした空気と広い空は、秋ごろだったが、真夏そのものだった。

テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/19(土) 23:23:48|
  2. 映画★★★★★
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エレファントマン デビッドリンチ監督



デビッドリンチなど意識にもない小さいころ、テレビの深夜放送で何気なく観た「エレファント・マン
白黒映画だから古い映画なんだろうなと思ってぼんやり観始めたが、ぐんぐん引きこまれていったことを強烈に覚えている。異形な顔に生まれた男が見世物小屋に売られ、普段は紙袋をかぶって生活している。これ以降そんな話がたくさんコピーされていたような記憶がある。
キスシーンが幼心にも映像的にも強烈でこのシーンを撮ろうっていうデビッドリンチの変質者っぷりがやっぱり好きだ。

アンソニー・ホプキンスが出ていたことなど勿論知らなかった。

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/18(金) 00:29:15|
  2. 映画★★★★★
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ブルーベルベット デビッドリンチ監督



デビッドリンチが好きなくせに、実はつい最近見ました。
ツインピークスの伊達男カイルマクラクラン主演と何人かわからないイザベラ・ロッサリーニ。そしてインランドエンパイアの主演のローラ・ダーンもう20年以上も前1986年公開の「ブルーベルベット

デビッドリンチらしい静かな恐怖と追い詰まられた人間たちの悲しさ。
決して幸せな物語ではないが、不幸せな話でもない。
小さな感動が20年後の今でも感じられるデビッドリンチらしい作品

おまけ
デビッドリンチが監督したタバコのCM


逆再生の妙ってだけだが、魚が吸いあがる世界観がデビッドリンチらしい・・・。

テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/18(金) 00:18:16|
  2. 映画★★★★
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25時 エドワート・ノートン主演 スパイクリー監督



エドワート・ノートン主演の「25時」やっぱりいい映画でした。オススメです。
プロデューサーが、スパイダーマンのトビー・マグワイヤというのは如何なものかと思いますが。
サイダーハウス・ルールは大好きですが・・・。

少し物語を書きすぎているのでぜひ観てから読んでいただけると。
======================================================

冒頭のシーン、
主人公のエドワート・ノートンは、死にかけている犬を見つける。
「苦しむくらいなら殺した方がいい」とエドワートノートンは銃を手にする。
犬は、苦しみながらも生きるために必死に主人公を威嚇する。
エドワート・ノートンは、その犬を拾い、飼いはじめる。

本作は、
25時間後に刑務所に収監される元麻薬ディーラーの主人公が 肉親や友人、恋人、組織の人間たちとの関係を清算していく物語。

監督は、アメリカの黒人の生活を描写させたら右に出るものがあまりいないスパイク・リー。もちろん黒人。 代表作は「マルコムX」など
非常に鋭い切り口でドラマを展開していくことが特徴です。

今回は、人種系の問題を描くというよりも
グラウンド・ゼロが劇中に登場するように
あの事件をきっかけに、
ニューヨーク、そして、アメリカの人間たちが持つ
明らかになってしまった感情を描くことに主眼を置いている気がした。

常日頃、それぞれが利己的に誰かを食い物にして生きている。
世界規模でアメリカがそうしているように
そこにすむ人たちも規模が小さい範囲で誰かを食い物にすることで贅沢をしている。

みんなそのことは気がつかないように言わないことにしていた。
少しばかりの罪悪感を持ち、みんなもやっていることだからと
どこか自分を慰め、同時にやるせない気持ちを抱えている。
それが、あの事件以降、隠し切れなくなっているのではないか、
と渡米経験一回の私が類推してみる。

途中、
エドワート・ノートン扮する主人公が激しく吐露する。
ニューヨークに住むあらゆる人たちを一人ずつ丁寧に憎んでいく。
身近な具体的な友人や恋人、親父まで憎んでいく。
そして、最後には、自分までも憎んでしまう。

「世界中にFUCKYOU!」だ。

これほど劇的なシチュエーションに置かれていないけど、
ボクを含め、今の人たちが少なからず持つ気分を見事に描き出している。
まず、他人を憎み、いつか、自分すらも憎む対象になることがある。

911は避けられなかったのか?
そもそも911を引き起こしてしまったのはなぜなのか?

語ることがつらく、
そして、語っても仕方がないことと避けてしまいがちなこと。
解決できない問題だとあきらめてしまいがちなこと。

自分のこともそうだ。
本当は語るべきなのではないか。
自分の不安や憤りに気がついてあげられるのは
本当は、自分しかいない。

不安や恐怖は確認しないといつまでも不安や恐怖のままで、
前に進めない。

そして、
我々の持つ漠然とした不安や恐怖をつきつめてみると、
エドワート・ノートンが持つ「七年間刑務所に入れられる」こと
ほどの絶望感はない事が多い。

その絶望の中で、
エドワート・ノートンは、生きることに絶望しない。
冒頭で拾った死に掛けの犬のように・・・。

生きるために必要なことなんてそんなに多くない。
犬は、電柱とドッグフードと信頼できる飼い主がいればハッピーだ。

いつから、人間は、生きるために今ほど多くのものを必要だと
思うようになってしまったのだろうか。

カッコウなんか気にしない。
がむしゃらに生きることに恥かしさなんて感じてどうする?

人間だって、
犬のように「生きる」ことに疑問を抱かず生きられるはずだ。

そう思って元気になった。

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 02:32:59|
  2. 映画★★★★★
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ヒート アル・パチーノ VS ロバート・デニーロ



げ、3時間の映画だったのか!
終わるの4時ジャン。

平日の夜中につい見始めた「ヒート
で、キリがいいところでいったんやめようかと思ったけど面白い!

アルパチーノ扮する刑事と
ロバートデニーロ扮する犯罪集団の頭脳戦が
緊張感と迫力のある映像で描かれていく。

男気あふるる二人と男気あふるるマイケル・マン監督が撮れば面白いのは当たり前だ。
最近だとトム・クルーズが初めて悪役に挑んだ「コラテラル」もハード・ボイルドだ。

昼間のロスアンゼルスの風景が多い。
昼間って明るくて全て見えてしまうから映像にすると結構間が持たず安く見える。
夜は、ライティングに成功すれば、見せるべき部分を作りこむだけでいい。
だから、ハードボイルドは夜に尽きる。

スティーブン・ソダバーグ監督の「トラフィック」みたいに昼間でも黄色にしたり、青くすると、クオリティが高く見えるが、男気あふるるマイケルマンはそんなこたあしない。
昼間でも緊張感あふるる迫力のある映像を作り出している。
なぜだろう。
その手法をなんとかパクリたい。

きれいな風景じゃなく、ハードボイルドな昼間だ。
昼間の銃撃戦も見えてしまうからこそ、群衆がいないとたまらなく安い。
さすがに、そこはお金をかけていた。
すごい迫力だ。


男が泣く。そんな映画だ。



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  1. 2008/07/16(水) 02:08:20|
  2. 映画★★★★
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スクールオブロック ジャックブラック主演




目をつぶってほしい。
そして、自分の「夢」が実現した瞬間を想像してみてほしい。

もし、あなたがスポーツマンならば、表彰台のてっぺんで歓声に身をゆだねる瞬間かもしれない。
あるいは、熱心なサラリーマンならば、昇進の辞令を上司から受け取る瞬間かもしれない。

あなたは、自分の「夢」を実現した瞬間を鮮明に想像できただろうか?

スクール・オブ・ロック」の中年太りヒーロー・ジャックブラック扮するデューイ・フィンは、30歳を過ぎて、いまだ、ロックスターを夢みている。

しかし、(「Rock is Dead」という言葉があるのか私は知らないのだが)今の世の中では、デューイが目
つぶり想像している「夢」は実現しない。

小さなライブハウスでかっこよく熱烈にギターをかき鳴らすデューイの姿に観客やバンドの仲間たちあきれている。デューイは、自らの演奏に酔いしれ、ついに観客席にダイブする。そして・・・地面に激突する・・・。誰もデューイを認めてくれないのだ。そしてついに、バンドから追い出されてしまう。
 
そんな「完全なる拒絶」から、ドラマは始まっていく。

一方で金策のため、デューイは友人になりすまし教師の職を騙し取る。ただ家賃を稼ぐためだけに教師になったロックバカは、ろくでもない教師だ。しかし、唯一できるロックを生徒たちに教え込み、行き場を失ったロックへの情熱のはけ口にする。そして、素人ロックフェスティバルへの参加を企てる。ニセ教師は、学校という厳格な場所に、ロックという破壊を持ち込むため、あらゆる手段を駆使し、ウソがウソを生み、主意の教師たちをだまし続ける抱腹絶倒のコメディが展開される。

当たり前だが、デューイの浅はかな企みはついに明るみに出て、再び、デューイは追放されてしまう。しかし、生徒たちとデューイの間には既にバンドのメンバーの絆が生まれつつあった。生徒たちの才能と純粋さに触れ、自分しか認めなかったデューイも、生徒たちを最高の仲間と認めるようになっていくのだ。

そして、クライマックスのロックフェスティバルは開催され、デューイの「夢」は実現される。
「最高の仲間と一緒に納得できる最高のステージを作った」デューイは、あの悪夢の日と同じように観客席にダイブし、そして、たくさんの観客の手にしっかりと受け止められるのだ!
絆のないロックバンドには感動など生み出せないことをまさに表現しきった感動のシーンだ。

このセリフのない光景こそが感動を生んでいるのだ。
もちろん、感動的なセリフもあったかもしれない。
しかし、少し太っちょなJBがダイブし、観客がしっかりと受け止められ、満面の笑みを浮かべるこのシーンこそが映画である。

(主人公にとって)特別な意味をもつアクションを映像化し、観客の目に感動を注ぎ込む。
これこそが小説にはできない映画の力なのだ。


感動的なセリフを考えるより、感動的なアクションを作る構成が映画などの視覚的エンターテイメントには重要だ。

スクール・オブ・ロック」は、まさに映画である。

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 01:32:04|
  2. 映画★★★★
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ツインピークス デビッドリンチ特集



1990年にその海外ドラマは鬼才デビッド・リンチの手によりこの世に生を受けた。
ツイン・ピークス

カナダとの国境に程近い、林業が主な産業である田舎町ツイン・ピークスにビニール袋に包まれた世界一美しい屍体が流れつく。

マイクロレコーダーだけをともにFBI捜査官クーパー(カイル・マクラクラン)街に訪れる。
殺人事件などまったく無縁に思われた街に殺人鬼が潜む恐怖におびえながらツインピークスの多彩な人間たちの物語が描かれる。

24やプリズン・ブレイクなどの現代的なジェットコースターの緊張感も当然面白いが、街に潜む悪におびえながらなぞを暴いていく、内臓にじわじわ来る恐怖感・緊張感はドラマを見ていないときでさえ、どこか体に残っている感覚が味わえる。デビッドリンチの作品すべてに通じる何かがそこに潜んでいる感覚の表現は一度味わうと病みつきになってしまう。その入門編として、このツインピークスは最適です。「マルホランド・ドライブ」「インランド・エンパイア」などの近年の作品はもはや芸術の域に達していて難解だが、このツインピークスはテレビドラマということもあり非常にわかりやすい展開である。デビッドリンチの才能が手に取るようにわかる。ドラマを描くことなど当たり前で、それを再構築して行間を生み出すことでさらに映画を進化させているため「マルホランド・ドライブ」などはわかりにくくなっているだけなんだと理解できる。

ま、長々書いたけど、このドラマのすごさは簡単にわかる。
20年近くたった今でも最果ての極東でオフィシャルサイトが運営されているところだ。
ツイン・ピークスオフィシャルサイト


個人的な妄想だが、ジョジョの奇妙な冒険の第四部杜王町編は、ツインピークスがモチーフなのではないかと思う。もちろん、ジョジョの中でも特に好きなシリーズです。

テーマ:海外ドラマ - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 00:58:17|
  2. 映画★★★★★
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プラダを着た悪魔 アン・ハサウェイ主演



交際していた大富豪が相当の脱税をしていたと報道があったアン・ハサウェイ主演の「プラダを着た悪魔
プライベートジェットでヨーロッパやアメリカを行ったりきたりしていたそうです。

まったく話は違いますが、大富豪と交際している女優といえば、最近報道されたのがチャン・ツィイー。
イスラエル人の大実業家で名前がビビ・ネボって。江戸時代なら、隣の横丁のみよちゃんが殿様に見初められて大奥に入るみたいな感覚。まあ、チャン・ツィイーもアン・ハサウェイも隣にすらいないのですが。

さておき、プラダを着た悪魔。設定が痛快で良くできている。
メリル・ストリープ演じるファッション誌の敏腕女編集長は、いわゆるバリキャリで仕事命。アシスタントで採用されたアン・ハサウェイはファッションなんてどうでもいい編集者になりたいと足がかりを求め、職につく。もちろんメリル・ストリープには徹底的にバカにされつつ無理難題を与えられ続け泣きながらもファッション世界へとけこんでいくというサクセスストーリー。
本当に悪魔のようなボスを演じるメリル・ストリープはやはりすごい女優だなと感動します。
アン・ハサウェイのバタくさい顔も見慣れるとかわいいし、何より文系ダサ女からオシャレなレディへの成長が出勤風景でつぎつぎと衣装チェンジしながら描かれる構成は良くできている。テーマ曲の「Suddenly I See」はアップテンポで場面にもマッチしている名曲だ。これ聴きながら出勤すると世界が明るくなる。


ちょっと昔の映画だが、マイケル・J・フォックスの「摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に」を思い出す。これも田舎出身で学のない青年が大企業のレター係からどんどん成功していくサクセスストーリー。これもまた痛快なのでオススメ。★★★★

仕事をこれから始める人も、仕事に疲れた人も、悪魔にいびられながら奮闘するアン・ハサウェイをみて元気をもらおう。

テーマ:プラダを着た悪魔 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/16(水) 00:16:34|
  2. 映画★★★★
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伊豆の踊子 荒木飛呂彦(ジョジョ)先生のカバーイラストは世界一ィイィィイィ



今年の集英社文庫のナツイチシリーズがアツイ!

というのもボクの大好きな「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生が「伊豆の踊子」のカバーイラストをデザインしているんです。この荒木飛呂彦先生の絵の特徴は不安定なバランス。均整のとれた美しいシンメトリーな絵というのは万人受けするものですが、不安定なバランス感のイラストで多くの人のこころをつかんで病まない荒木飛呂彦先生の絶妙なタッチは惚れ惚れします。

だって伊豆の踊子がコレ↓ですよ。コレ。
伊豆の踊子 荒木飛呂彦

もちろん荒木飛呂彦さんは、ストーリーテリングの能力がある大漫画家さんです。

このほかにも「DEATH NOTE」の小畑健先生も夏目漱石、太宰治、芥川龍之介の名作のカバーイラストをデザインしています。
ちなみに「人間失格」なんてキラにしか見えない・・・。


どうでもいい有名な話ですが、このDEATH NOTEの原作者の大場つぐみさんは、あのヘタ漫画「とってもラッキーマン」のガモウひろしさん。これもアニメ化されたくらいの人気漫画で最初はDEATH NOTEも自分で書こうと思っていたらしいです。
とってもラッキーマン
この絵でDEATH NOTEだったら、松山ケンイチもびっくりです。というわけで編集者の提案で、画力に定評のある小畑健先生と組んでペンネームも大場つぐみとしたそうです。さらにこの大場つぐみというペンネームは、ボツマンガをたくさん出す漫画化仲間とのあだ名「大バツ組(おおばつぐみ)」の当て字だそうで。

つらつらと書きますが、このとってもラッキーマンより前にガモウひろし先生が書いたマンガで好きだったのが「臨機応変マン」。今となってはかなり入手困難化と思いますが、ラッキーマンのプロトタイプみたいです。
コレ↓
臨機応変マン


なんの話だか、忘れかけましたが、集英社文庫のカバーイラストの話。最新情報では、集英社ナツイチサイトが期間限定でこれらジャンプ作家陣のカバーイラストの壁紙がダウンロードできるリンクが現れるらしいです。ファンサイトでいち早く取り上げられてました。いつも思いますが@ジョジョの情報は最速かつ網羅されてます。

『伊豆の踊子』荒木先生描き下ろしカバー他、スペシャル壁紙が、“真夜中限定”で配布中!@JOJO

早速ダウンロードしてイラストを堪能してほしい。







内緒のショートカット
川端康成「伊豆の踊子」
太宰治「人間失格」
夏目漱石「こころ」
芥川龍之介「地獄変」
中原中也「汚れつちまった悲しみに……」





テーマ:気になる本をチェック!! - ジャンル:本・雑誌

  1. 2008/07/15(火) 00:53:45|
  2. 小説
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ヴィレッジ Mナイトシャマラン監督(ハプニング関連)



Mナイトシャマランといえば、「シックスセンス」ですが、そこをあえてこう言ってみませんか?
ヴィレッジ

「大オチのどんでん返し」という十字架を背負ったMナイトシャマランは、そこばかりを評価されている気がするが、実は世界観を作るのもウマイ。と思わせてくれた映画。

赤頭巾ちゃんをモチーフにしているような少し昔のヨーロッパのどこかの村。
その村には昔から伝わるしきたりがあり、「決して村からは出てはいけない」
村の外には恐ろしい怪物が住んでいて縄張りを荒らすとさらわれてしまう。
そんな恐ろしい村の生活も村の中に居さえすれば、それなりに牧歌的につつましく楽しい幸せな人生をおくっている。
しかし、どうしても村の外に出なければならない事件が起こり・・・。

良くできた世界観の上に緊張と緩和で練りこまれたストーリー展開が乗って飽きない。
大オチのどんでん返しも楽しみの一つだが、それだけではないのがMナイトシャマランと思わせてくれる映画です。

08年07月25日公開予定の最新作「ハプニング」も楽しみ!

<予告編>





テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/14(月) 23:41:51|
  2. 映画★★★★
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ハッピーフィート イライジャウッド主演



TSUTAYA DISCUSに契約して、レンタルライフはよくなったが、8本のノルマは仕事が忙しいと結構しんどいときもある。(本当は5、6本で十分元が取れるのだが、映画好きのプライドが許さない・・・。)

というわけで、たまには、こんなお気楽映画も借りてバランスをとってみる
ハッピー フィート

少し古いCG映画だが、良くできているし、音楽も名曲をアレンジしていて聴き応えがある。
子供のころの自分ならば、「ペンギンさんが踊ってる!かわいい!」

ただ、ペンギンのしかも歌を歌えなくて踊りが好きという主人公の設定がいかんとも無理がある。
感情移入ができないので物語にのめりこめない。
このペンギンのペン生(人生)なんてショージキどーでもいいや。である。

シュレックであれば、誰しもが持つだろう周囲になじめない孤独さや不安感、劣等感に共感できたりもする。だが、踊りたいペンギンは・・・。

声優陣はやっぱり豪華で、主ペン公(主人公)がロードオブザリングのイライジャウッド、ヒロペン(ヒロイン)がSINCITYに出演していたブリタニーマーフィ、いろんな役でロビン・ウィリアムズなどがペンギン役を演じている。

大人になったボクの評価は、特にストーリー・設定重視のボクには微妙な映画だが、
水の表現やスピード感のある映像などCG映画ならではの見所は十分あるので、子供と一緒に観るなら、モンスターズ・インクなどのピクサー映画の次におススメです。


テーマ:今日見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/14(月) 23:14:51|
  2. 映画★★
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インランドエンパイア デビッドリンチ監督



マルホランド・ドライブから5年、鬼才
デビッドリンチの最新長編映画。

ブルーベルベットでは、高校生だったローラダーンがアラウンド40の女優役として帰ってきた。

5つの世界が交錯するインランドエンパイアは、とにかく難解な映画で100回観ても理解できない気がする。
しかし、そこはデビッドリンチの映像世界。ただただ、眺めているだけで異世界に没頭させてくれる。

ところで、裕木 奈江が突然出てくるシーンがあってびっくりする。
昔とまったくかわらず美人である。いったいいくつなんだ。

本作でデビッドリンチに始めてはまる人もいるかと思うが、おすすめはやっぱり、ツイン・ピークス。海外ドラマにはまった最初の作品だ。このツインピークスのローラパーマーの母親がまたインランドエンパイアにも出演していてこれがまたあいも変わらず怖い顔でノスタルジィな気分に浸れる。

デビッドリンチの魔の手に転がされる快感。味わって欲しい。



テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/12(土) 23:43:24|
  2. 映画★★★★
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12人の優しい日本人 三谷幸喜脚本



2008年07月現在、絶賛公開中の映画「マジックアワー」の監督・脚本でおなじみの三谷幸喜の書いた舞台の脚本を映画化した良作「12人の優しい日本人

三谷幸喜ファンならずとも観てほしい。
テーマは日本に陪審員制度があったらというifものだが、
来年2009年中に日本でもとうとう陪審員制度が導入される今つくるならわかるが、
10年以上前に作ったという事実も面白い。
ま、実際は、ハリウッドの名作「十二人の怒れる男」のパロディといえなくもない。

だが、あくまでハリウッドはシリアスなサスペンスだが、三谷幸喜がパロディすれば、まったく違う面白サスペンスに早変わりである。有罪か無罪かなんて重大なことを日和見主義の日本人たちが考えればそれはもうコメディにしかならない。偶然か必然か、これをテーマにできた三谷幸喜のセンスはやはりすごい。

俳優も結構彩り豊かで、なんと売れる前の豊川悦司が重要な役で登場している。トヨエツファンでまだ観た事ない人はぜひ観てほしい。

くすくす笑い続ける楽しさは幸せだ。

テーマ:みんなが知らない良作映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/10(木) 23:21:47|
  2. 映画★★★★
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ブロウ ジョニーデップ主演



ジョニーデップといえば、世界で最もセクシーな俳優といってもあまり異論はないだろう。日本の婦女子のあこがれの的であるし、男子もあんな味のあるクセのある男になればモテモテだろうなんて妄想もしてしまう。ボクももちろん好きである。映画俳優としてもどこか憎めないキャラクターをやらせたら右に出るものがいないし、彼が画面に映るだけで世界観ができあがってしまう数少ない役者だと思う。パイレーツ・オブ・カリビアンしかり。

最近、実力派俳優として人気が出始めているDEATH NOTE松山ケンイチさんもスウィーニー・トッドで来日したジョニーデップに、六本木ヒルズのレッドカーペットで対面したときには、まさかほんとに逢えると思わず、最後の最後までドッキリじゃないかと疑い続けたほどのカリスマなのだから出る映画出る映画、面白いし、大ヒットしている。

ちなみに松山ケンイチさんは、まもなくあのカルト漫画デトロイト・メタル・シティクラウザー様を演じるほどの体当たり役者だ。そういうポジショニングいいと思います。カヒミ・カリィのことを好きなデスメタルバンドのボーカルというギャップを演じるのは役者として楽しいだろうと思います。
↓こんなことになってるようです。
デトロイト・メタルシティの松山ケンイチ使用前>使用後


前置きが長くなりましたが、今回、紹介する映画は、そんなヒット作満載のジョニーデップの映画の中でも地味で意外としらなかったり、重いテーマに敬遠してしまいがちな「ブロウ

欲望に忠実に生きた実在の麻薬王の壮絶な半生をリアルに演じきっています。
これぞまさにジョニーデップたるゆえんという演技力と存在感、大成功するまでと落ちぶれていくさま両極端な人生の局面という難しい演技を難なくこなしています。これだけでも見る価値があるのですが、その実在の麻薬王の人生がまた面白過ぎる。現実は小説より奇なりとはよく言ったものです。これがもしフィクションとして作られていたら逆にウソだからなと思ってしまうほど、壮大でリアリティがない。でも実在の麻薬王がモデルなので、現実にあったと理解し、その浮世離れさに感動してしまうのです。

仕事柄フィクションを制作していると、ノンフィクションであることにずるさを感じたりもします。
フィクションを作る難しさは、リアリティを与えることだからです。

脱線しましたが、とにかくブロウは、ジョニーデップの映画の中でも特にオススメです。
壮大な現実に度肝を抜かれてください。

また、麻薬王の嫁役のペネロペ・クルスの落ちぶれ感のリアリティのあるやつれ方も必見のポイントです。

個人的には、以前レビューしたサイダーハウス・ルールの監督ラッセ・ハルストレムの作品「ショコラ」のジョニーデップも好きですが・・・。





テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/10(木) 02:09:55|
  2. 映画★★★★★
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フラガール 蒼井優主演



週末の昼下がり、油断してました。
まさか、こんなに泣かされるとは・・・。

評判には聞いていましたが、なんとも良くできたヒューマンドラマ「フラガール

閉山寸前の炭鉱しか産業のない町をなんとか再興しようと立てられた計画がハワイアンセンター。今聞いてもぴんと来ないんだから、そのころの人たちもぴんと来ず、ハワイアンセンターに関わる主人公たちは、裏切り者扱い。最大の集客イベントとして炭鉱の娘たちが集められ、フラダンスを習い始めるが、やってる本人たちも実感がなければ、教えている都会から来た先生もお金のためと割り切ってセンスのない田舎娘の相手をする。
しかし、炭鉱では大量のリストラが始まり、後に引けないフラガールたちは前向きにフラダンスを覚えていく。そして、いつかバカにするだけだった先生や村人たちも協力し始めていく。

この映画がいいのは、炭鉱バブル崩壊の危機という一大事にフラダンスで真剣に立ち向かう無謀さ。炭鉱娘たちの前向きな明るさ。そして、小さな事件をちりばめた良くできた幕の内弁当的な脚本。

蒼井優演じるフラガールのリーダーの少女は、祖父も父親も兄も炭鉱で生計を立ててきた生粋の炭鉱夫の家に育っていたため、母親から勘当されてもフラダンスの魅力、そして、それで町を救おうとしている。その当時の価値観からすれば、それはバカな行為にしか見えないが、誰に助けられるでもなく、必死でフラダンスをマスターしていくひたむきさに感動する。そして、反対しつつも妹を見守る兄豊川悦司の家族愛にも感動。そして、傷を負って都会から逃げてきて、炭鉱娘をバカにしているフラダンスの先生松雪泰子との対立から、和解への心の交流への展開。そして、炭鉱夫たち、母親たちとの対立は・・・。

キャラクターの設定が端的で無駄がない。
脚本家の羽原大介さんは、「パッチギ! 」も手がけていたらしく、この出来に納得である。

泣きたいとき、仕事に疲れたときにおすすめである。

ちなみに蒼井優のかわいさだけでも見る価値がある。

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/07(月) 23:57:44|
  2. 映画★★★★
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木曜組曲 原作・恩田陸



月に映画8本レンタルするプランであるT S U T A Y A  D I S C A Sに入会していなければおそらく借りることはなかっただろう良作「木曜組曲

原作は、ファンタジー・SF・ミステリーなど幅広いジャンルで活躍する売れっ子作家の「恩田陸

タイトルが若干地味なのでまったく話題にならなかった映画だが、実際見ているとどんどん引き込まれていく。洋館のリビングで、4年前の親類の作家の自殺事件について、5人の女性がさまざまな視点でそのときの自分たちの状況や心情を語り、ついに真実にたどり着いていくシチュエーションサスペンス。映像としても五角形のテーブルを駆使した画面作りなど細やかな試みが効果的で面白い。
女優陣も豪華で、浅丘ルリ子、鈴木京香、原田美枝子、西田尚美、富田靖子、そして、なんと加藤登紀子。そういえば、「紅の豚」でも声優をやっていましたね。

知る機会が少ないこんな映画こそ広まってほしいと思う。



恩田陸の作品

テーマ:みんなが知らない良作映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/06(日) 23:59:28|
  2. 映画★★★★
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ディスタービア



ヒッチコックの「裏窓」を現代版に翻訳。
ふとしたきっかけで、自宅監禁になってしまったハイスクールの少年が
時間をもてあまして、家の近所を覗き見してすごす。
そして、隣人がニュースの連続殺人犯ではないかと疑心暗鬼にかられ
覗きがエスカレートしていく。
間違いなく怪しい隣人。いつかばれるのではないかという緊張感が物語を盛り上げる。
スクリーム」や「ラストサマー」サイコスリラー好きにはおすすめな「ディスタービア
ちなみに主演のシャイア・ラブーフは、あのインディジョーンズ最新作に出演している。
これからが期待できる俳優でもある。

テーマ:今日見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/06(日) 03:51:59|
  2. 映画★★★
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アマデウス


人間は自分の心をコントロールすることができない。
嫉妬心が人を良い方向に導くことは少ないが、
決して逃れることができない感情である。

これは、音楽家の歴史大河ドラマではない。
人間の狂気を描いた映画である。

誰もが知っている天才作曲家モーツァルト。
彼と同時代に生まれ、破天荒な行動と天才的な活動を見続けていた秀才作曲家サリエリの目を通して天才モーツァルトの35年という短く偉大な人生を描いている「アマデウス
ぜひ、リビングの棚に置いておきたい映画だ。


サリエリははっきりとモーツァルトの才能に嫉妬していた。
だが、プライドや人間性が彼の行動をいびつなものにし、
モーツァルトの人生を陥れていく。
しかし、それは、同時にサリエリの人生を狂わせていった。

奔放な天才のモーツァルトは、
自分を誰かが陥れようとしているなど露ほども考えない。
サリエリのことを慕いさえもしている。

それゆえ、サリエリの苦悩はましていく。
身近な天才は、「天災」なのかもしれない。
遠くから眺めるならば命に別状はない。

天才の苦悩も想像できないが、
周りに天才がいることも苦悩に違いない。
心をコントロールするのは何年生きていても難しい。


あたりまえだが、全編通して流れるモーツァルトの楽曲もすばらしい。


聴くだけでも十分楽しめる映画も珍しい。

テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/03(木) 22:15:43|
  2. 映画★★★★★
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ラ・ジュテ



オレにも作れると誰もが勘違いしてしまう映画。
だが、後にも先にも同じ映画はない。

29分の斬新映画「ラ・ジュテ
1963年に、トリエステSF国際映画祭グランプリ、そして、ジャン・ヴィゴ賞を受賞した、SF映画史に燦然と輝く傑作。

簡単言えば、モノクロ写真のスライドショー。
ただ、それだけ。

手法の斬新さだけではない。
その設定、ストーリー展開、静止画の演出でもまったく飽きることなく、
画面に引き込まれてしまう。

見終わるころには、この映画には、この手法しかなかったと確信する。


ま、何よりも、カッコイイ絵作りにレイアウトの重要さを痛感する。
センスがいいって緻密なことを当たり前のように一貫してやり遂げることだと思う。

29分という短い映画なので、
家に遊びに来た彼女にコレ知ってる?って見せて
自分のセンスのよさをアピールには最適なDVD。
ただ、絶版らしく値上がりしている・・・。

ラ・ジュテ

この映画を観ずに女を抱けるものか!

テーマ:知ってるとカッコイイ映画 - ジャンル:日記

  1. 2008/07/03(木) 00:42:56|
  2. 映画★★★★
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アンダーグラウンド



「許そう、でも忘れない」
長年、裏切り続けられた友人に笑顔で語りかける。

映画監督として、名を馳せた後も
深夜のバーでからまれた酔客との決闘に応じる漢(おとこ)、
それが、本作品の監督エミール・クストリッツァだ。

カンヌ国際映画祭のパルムドール 「パパは、出張中!」 「アンダーグラウンド
ベルリン国際映画祭の銀熊賞 「アリゾナ・ドリーム
ヴェネチア国際映画祭の監督賞 「黒猫・白猫
三大国際映画祭のすべてで最高賞を受賞している生きる名監督の一人。

監督は旧ユーゴスラヴィアという不遇な近代史を持つ国で生まれ育った。
本作品はその旧ユーゴスラヴィアの50年にもわたる大河ドラマである。

主人公は、マルコとクロ、二人の男である。
政治犯として、巨大な地下室に一族と隠れるクロ。
マルコは、クロを匿いながら、彼らに武器を密造させる。
そして、戦争を利用して武器商人としてのし上がっていく。

二回目の大戦が終わり、一時の平穏が訪れるが、
マルコはそのことをクロに告げない。
戦争はまだ続いているとウソをつき、一族を地下室に閉じ込めたまま、
武器の密造を続けさせ、私腹をこやしつづける


また、クロの愛人であったナタリアという女性を匿うと偽り、自分の妻として奪い取る。
そして、外界では、クロは名誉の戦死を遂げた英雄として偶像化し、
自分もその仲間の一人として、政界でのし上がる。

地下で暮らすクロたちは、環境にもなれ、
当たり前のように武器を作り続け、結婚もし、子供を生む。
生きつづける。

マルコはこのまま人生を謳歌し続けるためにクロをだまし続けるのか?!


この極端な二つの男の人生を通して、
エミール・クストリッツァは、人間の欲望と希望を描いている。
これだけ重たいテーマだが、描写はどこかコミカルで泥臭く人間味にあふれている。

ラスト直前のシーンの映像は鮮烈であり、
ラストシーンは、すべての悲惨な物語を一変させてしまう。
これだけ非道い物語の最後で爽快感を覚えるに違いない。

この映画を観ずに死ねるか!


テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/02(水) 22:10:55|
  2. 映画★★★★★
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サイダーハウスルール



「おやすみ、メイン州の王子、そしてニュー・イングランドの王」
孤児たちの枕元で語りかけるやさしい男の声

この映画に出会ったときから、
ラッセ・ハルストレム監督の虜になる。

サイダーハウス・ルール
物語の舞台は、まだ、キリスト教がシステムを担っていた時代の
子供を育てられない母親たちの駆け込み寺となっている山林の孤児院。

主人公は、そこで孤児として生まれ、孤児として育ったホーマー
スパイダーマンで一躍有名になったトビー・マグワイヤが演じる。
朴訥な青年を演じたら右に出るものはいないと僕は思う。

孤児院という特殊な環境で育ったホーマーは、矛盾を抱えている。
彼は、中絶されなかったから、この世に生を受けることができたが、
孤児院で青年となった彼は自分を取り上げてくれた院長ウィルバー(マイケル・ケイン)は、
中絶に反対するキリスト教というシステムに逆らい、
妊婦の人生のためにと、世間をだましながら中絶手術を行う。
そして、その後継者としてホーマーを育てる。

ホーマーにとって、中絶手術をすることは、自らの生を否定するに等しい行為である。

二人の若い男女との出会いをきっかけに、ホーマーは孤児院から外の世界へ旅立つ。
院長のウィルバーは、わが子同然のホーマーの出立にとまどいながらも送り出す。

彼はとうとう、矛盾から逃れ、自分の人生を漕ぎ出すのだ。
しかし・・・。


スウェーデンという遠い異国で生まれ育ったラッセ・ハルストレム監督は、
ハリウッドでも、澄んだ空気感のある絵づくりを忘れない。

「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」などの映画を好きな人も多いと思うが、
スウェーデン時代の「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」も観てほしい。
すべての映画の原点は、すでにある。

人間の残酷さ、人生の過酷さを隠さずに、描ききる。
だからこそ、「今」がすばらしいのだと感じさせてくれる。

ラッセ・ハルストレムの清純な絵作りは、
物語のテーマの重さを考えた抜群のバランス感覚である。

誰かのために生きる、そして、人と人の人生はつながっていく。
壮大な儚くキレイな連鎖の映画を感じてほしい。

「おやすみ、メイン州の王子、そしてニュー・イングランドの王」

サイダーハウスルール

テーマ:泣きたいときに観たい映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/07/02(水) 01:35:51|
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